フィルター不要で手軽に美味しいコーヒーが楽しめて、おもてなしにもおススメ。保温性に優れた萬古急須でコーヒーはいかがでしょうか

長い歴史の中で急須は「お茶」を飲むための道具としてきたので、最初は不思議な感じがしますが、実は、「萬古急須でコーヒーを淹れる」は、とても理にかなっていて美味しいコーヒーが淹れられるんです。

萬古急須の定番「紫泥急須」で、鉄分が多く含まれた赤土を使い、長時間かけてじっくり焼きしめる「還元」という製法で作られています。
非常に固い陶器で、耐久性、保温性に優れています。
萬古急須らしい色と上質な質感で、凛とした雰囲気でどんなシーンにも馴染むシンプルデザインです。



「萬古急須で飲むお茶は美味しい」は有名な話ですが、それは、お茶の渋み成分「タンニン」が、急須に含まれる金属イオン（萬古急須は鉄分の多い土が使われています）に反応して結合する性質と、 陶器の表面が多孔性で吸水性がある性質から、急須でお茶を淹れる際に、お茶の雑味が急須の中で吸着されるため、旨味が引き立つ美味しいお茶になるんです。



実は、コーヒーの渋み成分「タンニン」は、お茶の2倍～3倍と言われていて、お茶同様、コーヒーも急須で淹れることで渋みや酸味が吸着されて、雑味が抑えられたまろやかなコーヒーになるんです。

最大のポイントは、コーヒー用に開発された目の細かいステンレスメッシュフィルター。湯の対流を妨げない形状で設置されています。




400mlの容量なので、お茶だと3人前対応ですが、コーヒーの場合は、レギュラーカップ（120ml～150ml）で2杯分くらいです。

コーヒー急須の淹れ方


おすすめは、ミディアムローストの深め焙煎のコーヒー粉を使用し、コーヒースプーン1杯（約7g）に対してお湯200ccで淹れてください。
コーヒー急須は、①急須にコーヒー粉を淹れる　②お湯を注いで蒸らす　③カップに注ぐ、の新しいコーヒーの抽出方法です。ペーパーフィルター不要で、コーヒー粉もドリップタイプより少なくて淹れられ、サステナブルな商品です。

お湯の注ぎ方は、最初にコーヒー粉が浸る程度の湯を入れて、10秒ほど経つと、コーヒーのいい香りがふわっとするのでお楽しみください。
20秒～30秒経ったら残りのお湯を加えて蓋をして4分程待ったらOKです。

急須を回すとより濃厚なコーヒーが抽出されます。また、注ぐ際は、お茶と違って最後まで絞り出さないようにしてください。
雑味が出てしまうので、急須に気持ち残すくらいが美味しくいただけます。

300mlのコーヒーカップに丁度良い分量ができます。
※お使いのコーヒー粉や、お好みで淹れ方を調整して下さい。

片付けも簡単で、残ったコーヒー粉は、水で２、３回すすげばキレイになります。乾くのも早いので、使い勝手が良いです。
好みは、それぞれかもしれませんが、酸味のあるコーヒーが苦手な方は、コーヒー急須がおススメです。
紙フィルターを使わないため、コーヒーオイルが抽出され、存分にコーヒーの個性が楽しめます。
コーヒー自体は、少し濁りのある色になります。
カップの底に細かいコーヒー粉が残りますが、口触りがザラザラするので気になる方は残してください。

和菓子にお茶は定番ですが、コーヒーもよく合います。やっぱり和菓子に急須はしっくりくるので、珈琲急須がぴったりですね。
デミタスカップなら2杯～3杯分淹れられます。

時間がない朝には、手軽に淹れられるコーヒー急須が重宝します。
洋食でも和食でも、食後はコーヒーが飲みたいものですよね。急須にお湯を注ぐだけなので、手軽にコーヒーが淹れられるので忙しい時にも助かります。

コーヒー粉と水を加えて冷蔵庫で一晩寝かせると、ひと味違った美味しい水出しコーヒーが出来上がります。
クリアでさっぱりとしたコーヒーが抽出できます。暑い日の目覚めの一杯におすすめです。

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