醤油さしの歴史を変えた逸品。シンプルなデザインと機能性で長く愛される逸品
1976年の発売当時から変わらない形の醤油差し。 当時はねじ式が主流だったガラス製醤油差しの蓋部分の機構を、点滴ビンの仕組みを参考にすりガラスに作り替え、液だれを大幅に解消し、その使い心地の良さから「漏れない」審油差しとして大変好評となりました。 きっちり擦り合わされたすりガラス部分が、蓋を伝って出たお醤油の残りを毛細管現象で吸い取るように本体に戻してくれるその仕組みは、あちこちのガラス屋さんで採用されました。そのことからこのお醤油 さしはガラス製醤油さしの発展に寄与したとされ、東京国立近代美術館の目録「注ぐ」に掲載されています。
現在も皆様に愛されるすりガラス式のガラス醤油差しのルーツとしての「元祖」の名を語るにふさわしい 一品と言えるでしょう。 においがしみ込まず衛生的なガラス表材としての使いやすさはもちろん、安定感と様々なテーブルにマッチするさりげない出で立ちが、「道具」としてのストイックさを感じさせます。
におい移りの少ないガラス表材が、衛生的に長く使え、自分用にはもちろん贈り物にもおすすめです。